ワークショップの内容
前半は、三島市のご出身で、 この4月に逝去された大岡信さんの幅広い活動について紹介があり 、また朝日新聞に30年弱もの歳月にわたって書き連ねてきた「 折々のうた」の特色について解説がありました。次いで、 大岡さんの4篇の詩が例示され、 皆で声に出して読むことで少しずつ詩になじんでゆきました。
後半は、例示された大岡さんの詩を対象に、受講者が「 折々のうた」を執筆するというワークショップを行いました。 まず、長い詩の中から2行程度を抽出し、 そのポイントを自分の言葉でまず300字程度で表し、 さらに180字に圧縮するという内容です。 自分の感じたことを簡潔な言葉として表現することの難しさ・ 奥深さを通して、大岡さんの仕事を追体験するとともに、 文章表現における応用力を養うワークショップになりました。
