お知らせ

10月9日「美術ⅩⅡ 鳥の巣作ろう 〜鳥の巣が教えてくれること〜」のワークショップを開催しました

2018年10月17日

10月9日(火)に、絵本作家、鳥の巣研究家の鈴木まもるさんをファシリテーターに迎え、美術分野のワークショップ「鳥の巣作ろう 〜鳥の巣が教えてくれること〜」を開催しました。鈴木さんは、1986年より伊豆の下田に在住し絵本の制作と、鳥の巣の研究を続けておられます。内容は、大きく3部構成で、最初に絵本についての話、次に鳥の巣についての話、最後に鳥の巣を作るワークショップと、その振り返りとなりました。
絵本についての話:10:45〜11:55
絵本作家とは何か、絵本とは何かについて、ホワイトボードに流れるように絵を描きながら分かりやすく説明してくださいました。また、ご自身の子ども時代の話や普段の暮らしから、同調圧力の強い日本社会についてユーモラスに批評。
鳥の巣についての話:12:45〜14:00
持参した旅行鞄の中から、次々と本物の鳥の巣を取りだして受講者に紹介。ご自身がどのように鳥の巣と出会い、またなぜ鳥の巣を研究するようになったのか、その経緯を説明。Nest → Nestling → Nestle。Nestleは「気持ちいい」という意味。鳥の巣とは家ではなく、卵が孵って雛が巣立ったら、それでおしまい。いかに卵と雛の命を守るかというもの。ここでも、ホワイトボードに絵を描きながら、分かりやすく説明してくださいました。
鳥の巣を作るワークショップ:14:10〜16:00(制作と発表)
鈴木さんが用意してくださったたくさんの小枝、事務局が用意した紙粘土や布など、また各自持参した様々な材料を使って、思い思いの鳥の巣を作りました。実際に作ってみると、鳥の偉大さがよく分かります。鈴木さんは、机を回りながら適宜助言をしてくださいました。そして受講者が一人ずつ、自分の鳥の巣を発表しワークショップを終了。
振り返り:16:20〜17:00
スライドを使って、珍しい鳥の巣を紹介。世界で一番大きな巣を作る、南アフリカのシャカイハタオリと、オーストラリアとニューギニアに生息するニワシドリを例に挙げ、鳥の生き方や鳥の巣から学んだことを説明してくださいました。ご自身の仕事、絵本作家とは、小さい子どもが育つためのもの。鳥の巣も同じ、という言葉が印象的でした。
最後に、17:00〜17:30まで質疑応答の時間が設けられ、何人もの受講者からの活発な質問に優しい言葉で含蓄のある返答をしていただき、ワークショップ「鳥の巣作ろう」を終えました。