お知らせ

12月4日「デザイン×美術」のワークショップを開催しました。

2018年2月22日

12月4日は、アート系のワークショップを実施しました。舞台は資生堂アートハウス(掛川市)。まさに存在そのものが地域の財産にもなっています。

 

1872年、わが国初の西洋調整薬局として創業した資生堂。今回は、日本では画廊として最も歴史の永い資生堂ギャラリーがこれまでコレクションしてきた漆芸の美術品を使ってのワークショップ「触って知ろう 日本の伝統工芸〈漆 芸〉」です。4人の重要無形文化財保持者の作品を見て、触って、鑑賞するという大変貴重なワークショップとなりました。

 

冒頭では、資生堂アートハウス マネージャー・大木敏行氏によって企業の社会貢献と沿革を俯瞰しつつご挨拶を頂いたあと、学芸員・福島昌子氏からアートハウスのコレクションポリシー、コレクションの成り立ちやその特徴を解説頂きました。

 

次いで、現在開催中の企画展「資生堂アートハウス名品展 〜開館40周年記念 前期 日本画と漆芸を中心に〜」をギャラリートークして頂きました。この際、学芸員福島氏の、作品と作家に対する尊敬の念と思い入れに受講者一同、大変心を打たれました。そこには学芸員として持つべき知識だけにとどまらず、振る舞い、品格、もっと大きな視点に立って言えば、愛を強く感じました。

 

後半のワークショップでは、4人の漆芸作家の作品を解説頂き、受講者はそれらを実際に手に持って鑑賞、感じたことを言葉にしていきました。この日向き合った作品は、「資生堂好み」という視点によって収集された漆芸の逸品ぞろいです。

 

  • 赤地友哉:曲輪造黄漆金彩鉢(1975)
  • 増村益城:乾漆赤口洗朱菊花盤(1992)
  • 田口善國:蒔絵切貝水指 隅田川(1980)
  • 磯井正美:蒟醬沈金風光る食篭(1984)

※すべて、重要無形文化財保持者

 

また、最後に同じ敷地内にある資生堂企業資料館に足を運び、企業理念から沿革、パッケージデザインやCMなどの展示とあわせて、バックヤードも見学させて頂き、資生堂の連綿と受け継がれてきた想いに触れることもできました。

 

 

12月5日「音響」のワークショップを開催しました

2018年2月21日

12月5日は音響エンジニアの木村哲さんにおいでいただき、コンサートホールでの音の響き方について、スタッフとしてどのような配慮をすべきか、教えていただきました。

 

最初に1時間半ほど木村さんの講義を伺います。テキストには以下のように書かれていました。

「コンサートマネジメントでは、コンサートの運営、お客様、アーティスト、もろもろの表方・裏方への対応、緊急時への備えなど実にさまざまな配慮が要求されます。そうした中で案外なおざりにされてしまうのが音響への関心です。コンサートマネジメントに関わる者は、開演前は雑事に追われますし、開演後も客席でゆっくりと音楽を聞けるわけではありません。しかし、音は音楽の最も大切な要素であり、コンサートマネジメントにおいても音への関心、知識、リテラシの有無が結果を左右します。本ワークショップは、ホールの諸設備についての理解に加えて、プロのアーティストの協力を得てホールの音響を実体験するというものです。おそらく前例のない貴重な機会となるだろうと思います。」

 

特に「客席におけるホールの音響」として直接音と反射音、残響音と残響時間、ノイズ・振動、音の分離・周波数特性、音響障害、聞き手の心地よさについてを、また「ステージおけるホールの音響」として自分の音=フィードバック、他の奏者の音、奏者の位置、楽器のセッティング、演奏しやすさと心地よさについての内容は、午後からのホールでの体験学習にとって重要な内容でした。

 

午後はまず誰もいないステージに立って手を叩いたり、声を出し、自分の声がどこに行き、どう返ってくるのかを体験します。ステージの前の方、後ろの方では響き方が全く違うことを学びました。その後、ピアノ四重奏団アンサンブル・ラロのメンバーのリハーサルを聴きます。ただ鑑賞するのではなく、印刷されたホールの平面図を片手に、ホールのあちこちを歩き回り、「直接音の良いポイント」「音楽のまとまりの良いポイント」「音の良くないポイントを」書き込んで行きます。客席に限らず、ステージにも上がり、演奏者がどのような音を聴きながら演奏しているのかも体験しました。

 

最後は再び講堂に戻り、今度は大きく印刷された図面に自分の良いと思うポイント、良くないと思うポイントそれぞれにシールを貼ってグループごとに意見交換をしました。

 

 

 

 

 

 

12月3日 「音楽Ⅴ」二回目のワークショップを開催しました。

2018年2月21日

12月3日は再び作曲家の野村誠さんにおいでいただきました。海辺に佇む洋館、旧マッケンジー邸のイベントで、一般のお客様を前に、11月6日のワークショップで作った曲を披露するというものでした。

 

11月6日のワークショップでは4つのグループに別れていましたが、2つずつを合体させて合同チームを結成。1ヶ月の間に、自主練を重ね、それぞれのチームの良い所を取り入れながら、更に演奏をブラッシュアップさせました。

 

12月3日の午後、いよいよお客さんの集まる旧マッケンジー邸へ。最初の30分は野村さんの演奏により、鍵盤ハーモニカやピアノのソロ、静大の長谷川慶岳先生との連弾などの曲をお楽しみ頂きました。場が盛り上がり、お客さんが興に乗ってきたところで、受講者の2つのチームによる演奏が始まりました。一つのグループは階段の踊り場で、もう一つのグループは台所の小さなスペースで。それぞれが空間とお客様の距離感を大切にした作品の上演となり、好評を得ました。

 

最後は再び野村さんの演奏で幕を閉じました。即興の演奏を見るのが初めてのお客様、野村さんの歌い口調に引き込まれるお客様、それぞれに楽しんでおられました。

 

 

 

 

受講者からはその後の振り返りで「お客さんとの距離について考えさせられた」「なんなんだろうと思わせること、不思議な感じが残せてしてやったりな気分」「音階がなくてもリズムだけで音楽として盛り上げることができた」「家=人が集まる場所 コンサートホールで聞く音楽とはまた違う」「家が喜んでいる感じがした」「建物を生きているものとして扱うかどうか、建物と仲良くなるにはどうしたら良いかを考えた」などの意見が出ました。今後の旧マッケンジー邸の活用にも参考になるものであったと思います。

 

11月30日「福祉系・表現Ⅱ」の2回目のワークショップを開催しました。

2018年2月21日

11月30日「福祉系・表現Ⅱ」の2回目のワークショップを開催しました。

ファシリテーターは前回と同じ、舞踏家の岩下徹さんです。今回もまた静岡大学教育学部附属特別支援学校と連携し、中学部の校外活動の一環として位置づけ、本事業受講者と一緒にワークショップを行いました。即興での音楽演奏はギタリストの原大介さんが担いました。
会場は静岡大学体育館2階、内容は以下の3部構成です。
9:50〜10:50:受講者を対象としたワークショップ。無音
11:00〜11:45:受講者と中学部生徒と先生を対象としたワークショップ。即興演奏あり。
13:00〜14:15:受講者を対象とした振り返り

第1部の受講者を対象としたワークショップでは、前回と同じく身体をほぐす動きから始まりました。それは自分自身の身体と向き合う時間でもあります。手をぶらぶら、床に寝そべりゆったりと寝返り、身体を起こしたり床に寝そべったり、徐々に素早い動きを取り入れ、また岩下さんが持参したTシャツの絵柄のなかのキャラクターになるなどによって少しずつ身体を目覚めさせてゆきました。

第2部も身体をほぐす動きから始まりました。原さんによるギターの即興に合わせ身体を動かします。ギターの音が止んだら停まります。少しずつ速め、そして全速力に。またスローモーションの動き。短い音に合わせ素早く身体を動かし、音が止んだら近くの人とくっつく動きと続きます。
ここで一度、流れを切り、指名された一人の生徒さんにソロで身体を動かしてもらう、、、。でもなぜか、その子は立ちすくんでしまいました。すると別の生徒さんが手を挙げて、皆の前に出て踊り始めました。次にまた別の生徒さん、そして次にまた別の生徒さんと、3人の生徒さんが皆の前で踊ります。
次は、2人がペアになって、肩たたきの時間です。そしてペアの人と、くっついたり離れたりをしました。手をつながないで、くっつくかたちを変えてゆきます。そして関わる人の数をだんだん増やし、大きなかたまりへ。また2人のペアに戻り、今度は見えない風船を1個想定し、それを投げたり受け取ったりのゲームです。
予定していた時間も残り5分ほどになった頃、岩下さんが「音を感じて、仲間を感じて動いてみてください」と呼びかけました。そして即興演奏に合わせての踊りが始まりました。ギターの音は激しくなったり穏やかになったり、それに合わせてそれぞれのグループは踊り始めます。多くは輪踊りです。その輪が徐々に合わさり、やがて大きな1つの輪になって、それが回転しながら揺れ動きます。そして合図もないのに、真ん中に収縮し、また大きく広がったところでギターの音が止みました。
最後に、生徒代表のお礼の言葉があり、第2部は終了しました。

昼食後の第3部は会場を教室に移し、振り返りを行いました。最初に、生徒さんが加わる前の受講者だけのワークショップの時間、すなわち「自分の身体を感じる時間」をたっぷり1時間弱とったことによって、第2部での動きが良くなったとの指摘がありました。また会場の状態がワークショップを行う上で大きな要素になることから、11月末の暖房のない体育館でのワークということで、衣服による寒さ対策を重視したことが説かれました。
次に、岩下さんが「ワークショップ進行案」に沿って、またスクリーンに映し出された第2部の録画を見ながら、今日のワークショップを解説してくださいました。小学部と違って、中学部の生徒さんはシャイだったこと、また受講者の動きに触発され、徐々にいい動きをするようになっていったとの指摘がありました。そんな生徒さんに声をかけ、ソロで踊ってもらおうとしたところ、立ちすくんでしまったこと。それも1つの表れとして受けとめる。しかしその後1人、2人、3人と入って来たのは想定外だったものの、岩下さんのワークショップでは、想定外の展開も大切にしていることが伝えられました。
その後、受講者より様々な質問が投げかけられ、岩下さんより含蓄のある言葉が幾つも提示されました。ワークショップでの動きは、「見せるものではなく、一緒に場を共有してゆくもの」、「受講者・大人が触媒になった」、また、今回は第1部に十分な時間をとったため「身体の動きを思考に先行させる」動きができるようになっていた等々、、、。最後に、先週配布された資料に加え、岩下さんが執筆された文章の紹介がありワークショップを終了しました。

11月27日「広報・広告」のワークショップを実施しました。

2018年2月21日

とりあえずイベント告知は、facebook、Twitter、Instagramに載せておけばなんとかなる。そんなふうに漠然と思っていませんか。

数百人もの友達がいるのに「いいね!」はせいぜい二桁止まり。え、そもそもわたしの考え方や活動に共感してくれたから「友達」になったんじゃないの???これって原因は何だろう〜、と思った方もいらっしゃるでしょう。

 

11月27日は、そんな受講者のために、「SNSを使った戦略的な広報」のワークショップを用意しました。講師は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの株式会社スマートニュース メディアコミュニケーションディレクターの松浦茂樹さんです。そんな松浦さんが大切にされていることは、「みんなで幸せになろうよ」ということ。これが講義とワークショップを貫く態度となりました。

 

まずは、受講者に、SNSを使った広報・広告について普段からどんな悩みを抱えているかを書き出してもらいました。それらを大きく、「届けたい(が、届かない)」「作り手(の課題・技術)」「ツール(の問題・課題)」と整理・大別してから総論を述べ、本題に入りました。課題の抽出(見える化)は何をするにも大切なことですね。

 

松浦さんは言います。もはや時代のツールはパソコンよりもスマートフォンが優位を占めている。そこをまずおさえておくこと。そうして、その中心となっているコミュニケーションの場であるSNSとは、ある社会に属している人と人のつながりのことであり、そこでは、「血縁・地縁」(信頼・信用で繋がる)と「知縁」(注目で繋がる、信頼・信用で拡散される。フォロワー数は、注目の数であって信頼・信用の数とは違う。注目は買うことができるが、信頼・信用は買うことができない)としつつも、やはり注目は大事だと教えます。つまり知縁は、信用のステップであると言うわけです。またそれを具現化するためには、必ず「戦略」が必要で、戦略はイコール「数の定義」だとします。そこでSNSの広報・広告を効果的に行うための三つの柱を示しました。それが以下の視点です。

1、戦略:主にどういう受け手なのか。

2、SNS:何を知りたい受け手なのか。

3、広報:伝え手は主に何を報せたいのか。

 

まずは、これをきちっとおさえておこうというわけです。

 

さて、いよいよワークショップです。

「静岡県のメディアを考える」、これが受講者に与えられた課題です(グループワーク)。これをロジカルの考えていくための柱が上の三つの柱なのです。

課題に対して受講者の提案(戦略)は、以下の通りです。

 

「近い未来に日本への旅行を考えている海外の人。他とは違うオリジナルでディープな旅をしたいと考えている人」 「写真を撮るのが好きな人」 「健康に興味にある人」 「静岡のお酒を飲んで楽しみたい人」 「県外のマニアックなモノが好きな人々」 「富士山の見える家に住みたい人」

これらの戦略の立て方に高速でアドバイスを与えていく松浦さん。戦略はそもそも、「素直に○○白書を読むこと(対象から逆算する。みんながやっていること)」「素直に真似ること(同じことをして多くの注目を集めている事例が必ずある)」「素直にターゲットを絞ること(○○が好き、だけでもいい)」の3本の「素直」が大事だと言います。同時に、「戦略」に続く「知縁」(心理学者Plutchikの感情の輪)、「ツール」(戦略相手のライフスタイルにあわせて発信できているか。画像の興味が最大公約数になっているか。煽りすぎは注意。個人を出すこと。)についても具体的なアドバスがとびました。

 

もう一つのワークショップ、「〈自分〉を、SNSを使って戦略的に広報する」に取り組みました。やはりこれも大切なのは「戦略」(どういう受け手なのか。)「SNS」(何を知りたい相手なのか。Plutchikの感情において、何で注目を浴びるのか。)「広報」(伝え手は何を報せたいのか。どういう発信をしたら信頼・信用してもらって届くのか)の三本柱で考えていきました。

受講者からは、戦略として「住まいの不安・人生相談にのる」「料理をつくりたい人」「非日常を体験したい人」「アート・カルチャーファン」「音楽が好きで子どもとコンサートに行きたい人」等が上がりました。それにあわせて、「SNS」と「広報」を考えていったわけですが、いざ自分のこととなると静岡の課題を考えるよりも大変な部分も出てきます。松浦さんは小さな矛盾も取りこぼさず、細かなニュアンスを、言葉を尽くして助言をしてくれました。

 

さあ、あとは受講者の試行錯誤と実践あるのみです。大切なのは、「みんなで幸せになろうよ」です。

 

11月20日 受講者企画「トランスジェンダーを演劇を通して考える」を実施しました。

2018年2月21日

受講者企画 演劇を行いました。

 

講師は、受講者の高岡基さん(劇団主宰)、そして会津里花さん(音楽家)のお二人。会津さんは、20歳前後から自分の性別違和感が抑えきれず、その後、性別適合手術を受けて、女性への性移行をしたひと。お二人は、大学の先輩後輩にあたります。

そんなお二人が、用意したワークショップのお題は、性別を逆転させた家族をつくり、お芝居をつくること。男性は女性に、女性は男性に・・・動物になってもいいし、サンタクロースや宇宙人になってもかまわない(不思議で、不自然な家族がいてもかまわない)というお題。そこからドラマづくりが始まりました。

 

芝居・シーン1 家族をつくり、役割を演じる。

グループで家族をつくる。その際、男性は女性を、女性は男性を演じる。例えば男性は、お母さんや女子高生、おばあちゃんに変身する。女性は逆を演じるといった按配である。その家族構成で、各グループが数分の物語をつくる。条件は某かの理由でその家族が最高にハッピーな瞬間(例えば誰かの誕生日とか宝くじが当たったとか)をつくりあげること。

 

芝居・シーン2 内一人が突然カミングアウト

最高にハッピーなその家族。だが、その家族のうち一人が何かのきっかけで突然カミングアウトすることに・・・。「実は、父さんは女だったんだ。ずっと自分の性に違和感を持って生きてきて・・・」。その家族が最高にハッピーなその瞬間を突然襲う悲劇?そのとき家族は、その現実をどう受け止めるのかを演じる。

 

お芝居・シーン3 さらに性が転換する

男性が、(シーン2では)女性になり、またその女性になった男性が(シーン3では)男性を演じる(女性は逆)。家族は、その「事実」をどのように受け止め、最高にハッピーな一日を迎えるのかを演じきる。

 

ポイントは、例えば女性は男性に転換して、また元の女性に戻る訳ですが、その際には、単純に元の性に戻るのではないということなのです。女性が男子になり、その女性が男性になったうえで女性になるという構造のなかで、性をどう受け止めるかがポイントです。理屈よりも、自分の中では何が起きているのかよく観察することが大切なのです。

 

振り返ってみると古今東西の物語の中には、リボンの騎士のサファイヤ王子、王朝文学とりかえばや物語の兄弟、ギリシア神話に登場するアンドロギュノス(キプロス島のアプロディトス神)、歌舞伎のおやま、プラトンの饗宴に登場するアリストパネルの演説、白洲正子の指摘した両性具有、仏像のアルカイックスマイル、魚類や植物の性転換、等々思い出すだけでも性の逆転するもの、あるいは一身に雌雄が同居する物語や現実は山のようにあるのです。性を単純に女か男かという二項対立で見るのではなく、その間にはグラデーション的に、無数に、性が存在する、そうみたい方がいいようにおもいます。

 

最後は、会津里花さんの「一五一会」(四弦楽器)によるオリジナルソングの演奏で、受講者はゆっくりと元の自分の性にいったん現実に戻りました。

 

11月19日「ストリートフェスティバルを盛り上げよう企画~銀河星団」を実施しました

2018年2月21日

去る7月25日 静岡大学の会議室で行われたワークショップ100・受講者企画で、平成26年度受講者・佐藤剛史さんから、「『ストリート・フェスティバル・イン・シズオカ(通称ストフェス)』に参加して新しい風を吹き込んで欲しい」、という依頼がありました。

机の上だけで終わらせない。教室を出て、生の現場で自分たちのワークショップの可能性をさぐるいいチャンスと、本年度の受講者が知恵を絞りました。その席では4つの案が提示され、内「ストフェス銀河星団」が採用されました。

 

「ストフェス銀河星団」の概要は至ってシンプル(でも任務は重要)、ストフェスに参加している各ブースに、宇宙飛行士に扮した受講者が、来場者を楽しませながら誘導するというのがミッション。つまり、フェスティバルを舞台に、来場者と出展者をつなぐというものです。

各ブースへの移動手段は、宇宙船。宇宙船と言っても、電車ごっこを想像して頂ければイメージがわきやすいでしょう。来場者は、命綱という名の水道のホースを握りしめ、宇宙船に乗り込みます。

 

ここで言う「ごっこ」とは、単にあそびの一手段でありません。フランスの思想家ロジェ・カイヨワはそれを「ミミクリ(模倣)」と位置づけ、人類の重要な発展段階における文化の在り方(方法)としました。ストフェスの会場を宇宙に見立て、宇宙船で人々を各ブースに運ぶという「ごっこ」を通して、生きた現場でコミュニケーションを学ぶのです。

 

本企画では、7月25日の企画立案から本番の11月19日まで、受講者が何度となく集まり、初期のプランをブラッシュアップし、また美術(大道具・小道具)類を制作しました。この過程においても、自然と交流が深まり、当日のワークショップ自体に深みを与えました(しかし、当日は極寒で、足下から冷え込ました・涙)。

「報告と体験」公開ワークショップ参加者募集、2018年1月28日(日)

2017年12月26日

「報告と体験」公開ワークショップ参加者募集

静岡大学は、文化庁助成「大学を活用した文化芸術推進事業」として、3年間でアートマネジメント人材育成のための実践的なワークショップを100つくることに取り組み、2年が経とうとしています。
それらは音楽、美術、舞踊、演劇、書、文学、伝統芸能などを改めて地域資源として捉えたワークショップです。

今回は、その振り返りと次年度へ向けた課題の整理を行いつつ、広く一般の皆様にもワークショップを体験して頂く場をご用意しました。
ぜひ、多様な視点を獲得するための、ワークショップをご体験ください。

 

日時:2018年1月28日(日) 12:00〜16:30(予定)※受付11:30より

申込:2017年12月27日(水) 〜 2018年1月24日(水)

会場:静岡大学 静岡キャンパス 大学会館ホール(静岡市駿河区大谷836)

ワークショップの詳細、参加申し込みはコチラから

 

11月6日「音楽Ⅴ」一回目を開催しました。

2017年11月16日

11月6日は作曲家の野村誠氏をお迎えし、音楽のワークショップを行いました。場所はお茶の貿易商を営んでおられたダンカン・マッケンジー氏の邸宅、旧マッケンジー邸。さらにこの日はダンカン氏の命日ということで、マッケンジー夫妻の顕彰も内在化させた内容に仕立てました。続きを読む...