6/25(月) 「食文化Ⅰ」1回目 が開催されました

6月25日、ワークショップ100の取り組みのなかで、アート系食文化に位置づけたワークショップを開催しました。

講師は、料理家の按田優子さん。按田さんは、3.11東日本大震災をきっかけに、冷蔵庫のコンセントをひっこぬく暮らしを始めます。その中で手がかりにしたのは、食品を「干す」「漬ける」という行為。まちのなかにあるコンビニを「わたしの冷蔵庫」と見立て、余った食材を実験材料に干す、漬けるの試行錯誤を続けます。按田さんはそこで得た知見を書籍『冷蔵庫いらずのレシピ』(ワニブックス,2011)まとめつつ、この経験をペルーの国際協力事業にも生かしていきます。同時に、東京は代々木上原に、女性がひとりでも入れる食堂「按田餃子」を開業(2012年4月)するなど、独自の路線を開拓していきます。

 

今回のワークショップの課題は、自分の中にある「資本」(技術、経験・体験、ネットワーク等)と静岡の地域資源を重ね併せて、新しいメニューの開発に取り組むこと。

「課題:A『旅館で出てくる朝食』、 B『ビジネスホテルの朝食バイキングの数品』、 C『地元の素材を使った共同の加工所』 の検討」。

今回は、この課題に向き合うための参考として、按田餃子ができるまでを学びました。

さあ、静岡某所にある旅館・ビジネスホテル(仮想)ではどんなメニューが出て来たら、来静者に喜んでもらえるか。受講者の経験と知見、想像力が問われています。アイデアは、次回8月6日に発表、講師講評となります。

6/18 基礎講座1 延期のお知らせ

受講者の皆様へ

緊急連絡:本日の講義ですが延期といたします。今朝大阪市で発生した地震の影響で新幹線が止まっていることが理由です。
尚、18時からの懇親会は予定通り行います。詳しくは先ほど送信したグループメール「緊急連絡~」でご確認下さい。

事務局

6月11日 H30年度「静大ワークショップ100」開講しました!

6月11日より2018年度の「静岡大学アートマネジメント人材育成のためのワークショップ100」が始まりました。ワークショップを100作るという目的の事業は、今年で三年目を迎えます。これまでに67本のワークショップを行ってまいりましたので、いよいよ今年度で100まで仕上げる予定です。

今年は応募多数により選考をさせていただきましたが、それでも定員より多くの方を受け入れてのスタートとなりました(選外になってしまわれた方、申し訳ございません)。

最初の基礎講座は「アートマネジメントにおけるワークショップの位置づけ」というタイトルで、講師に劇団衛星の蓮行さんをお招き致しました。この事業では過去にもワークショップや講演の講師としておいでいただいたことがありますが、演劇の手法を使ったコミュニケーションワークショップの第一人者でいらっしゃいます。

一方的に講師のお話をお伺いするのではなく、受講者自らが身体を動かしたり、周囲の人々と意見を交わし合いながら、進められました。会場の椅子、机の配置を変えたり、ゲームを使ったグルーピングをしながら、その意図や効果も説明していただき、受講者はファシリテーションのコツも学ぶことが出来たと思います。学んだ内容についてグループで話し合い、ホワイトボードを活用して意見を集約する方法を取ったので「集合知」を形成する過程も経験できました。

お話の中では「主権の発動と合意形成」「民主主義」「人権の尊重」という言葉が自然と語られました。文化・芸術にたずさわる者として、日々の活動を通じて社会に何をもたらしたいかという、講師のこだわりもお伺いすることができました。

受講者の皆様には、今回の受講で学んだことを、これからの始まるワークショップシリーズを受講する際に心に留めていただけたらと思います。